出産後の日常に気を付けること ~出産後編~
出産後すぐの女性の体は、急には元通りになりません。
悪露がなくなって体調も元に戻るのは、
だいたい一ヶ月後くらいが平均的です。
それまでは、なるべく横になる時間を作って、
体を休めるようにします。
特に、出産が初めてだった人などは、
母乳の出も一定しなかったりなどで、
乳腺炎にかかる人も少なくありません。
また、出産後の子宮にはたくさんの傷がついています。
細菌感染を起こして、高い熱が出る産褥熱などを起こすこともあります。
産後はあまり無理をしないようにします。
出産は病気ではありませんが、
普段とは違う状態なのですから、体をいたわりましょう。
女性の中には、産後に髪がよく抜ける人もいます。
しかしこれは異常ではなく、
一時的にホルモンバランスが崩れることにより起こる症状です。
必要以上に不安がることはありません。
体のホルモンバランスが戻れば、抜けた髪もまた自然に生えてきます。
出産後のホルモンバランスの崩れから起こる症状に、
マタニティブルーというのがあります。
これは、産後のうつとも言われます。
赤ちゃんを見てもかわいいと思えない、
これからの育児が不安でたまらないなどの気持ちが強くなり、沈みがちになります。
これらの症状は、たいていの人に起こることです。
その症状があまりにもひどい場合には、
思いきって医療機関を受診しましょう。
どんな些細なことでも、専門家に相談することで、
思いがけず気分が明るくなれたりします。

